ワインの保存方法について
このお話はもっと早く記事にするべきでしたが失念していました!
ワインを買ってすぐ飲むという場合には関係ありませんが、そうでない場合も多々ありますよね?
すぐに飲まない場合や開けてしまったワインはどのように保管するのがベストなのか、今回はそんなお話。
では先に未開封のワインから説明していきます。
ワインは生ものですので、基本的には環境の変化に弱いです。
しかし変化に弱いとはいえワインにとって悪い環境のまま放置しておくのは流石にスパルタすぎるので、まずワインにとって良い環境とは?どんなものか説明していきます。
♦温度
これが恐らく一番重要で温度の変化がなるべく少ない12℃~15℃位の環境
♦湿度
ワインは乾燥にも弱いです、コルクが乾燥してしまうと縮んでしまい、隙間から液漏れしたり空気が入って酸化してしまいます。またコルクがボロボロになってうまく抜けなくなってしまったりと悪いことだらけです。その為湿度は65%以上は保ちたいですね。
♦振動
正直これは日本の一般家庭では避けようがないのですが振動もワインの敵なのです。
♦角度
ボトルを立てて保存するとワインとコルクの間に隙間ができますよね?そのまま放置してしまうとコルクが乾燥して湿度で説明したことが引き起こされるので寝かせてコルクとワインが接している状態にしておくのがいいですね。
♦日光、その他の光
直射日光をわざわざ当てる方は流石にいないと思いますが、蛍光灯等の光もNGです。新聞紙を巻いたりしましょう。
♦周囲の匂い
コルクから周囲の匂いを吸ってしまうのでワインを保管している場所に匂いの強いものを置かないように注意しましょう。
上記の項目がワインを保存する際に主に考えるべき事です。
イメージするシチュエーションは地下のじめっとした倉庫のような感じでしょうか?実際にワイナリーのセラーは地下にあることも多いです。
ただ一般の方がワインのために地下室を設けるのは現実的ではないのでやはり手軽にワインを保存するのであればワインセラーを導入するのが手っ取り早いでしょう。ワインセラーならば振動以外の項目は全て網羅できます。
しかしスペースがなかったりと導入できない方もいるかと思います、そんな方には冷蔵庫の野菜室や冷気が出てくるところからなるべく遠いところに寝かせておくのがいいですね!
開栓済みのワイン
開栓してしまったワインはなるべく早く飲むのがベストではありますが、コルクを挿し直して冷蔵庫保管で残ったワインの容量にもよりますが長くて1週間くらいは保存できるかと思います。
コルクを挿し直す際にラップを巻いたり専用のワインストッパーを購入して使用してみるのもいいかと思います。
というわけでこんなデリケートなワインですが、実際何年も保存する場合を除けばそこまで極端に神経質になる必要はありませんが覚えておいて損はないかと思います!それでは良いワインライフを!
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