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ワインの香り、樽の香り前編

ワインの香り、樽の香り前編

ワインの香りを形成する要素には大きく分けて2つあります。

1つは原料由来の香り

これはブドウ品種による違いなどがあるようにブドウ自体の香りがワインにも強く影響しますし、その土地独特の香りというものもあります。

もう1つは製造過程で生じる香り

ステンレスタンクで熟成しているのか、樽で熟成しているのか、何年熟成しているのか等々様々な要素がありますが今回は樽についてお話していきます。

ワインの説明や特徴を解説してもらうときに樽香という言葉を見たり聞いたりすることがあるという方もいらっしゃるのではないでしょうか?

木の樽でワインを熟成させると樽に含まれる成分や香りがワインに抽出されます。その結果、原料以外の成分が加わることで香りや味わいが複雑になり、より深い味わいのワインに仕上がります。

ならばすべてのワインは木の樽を使うべき!と思いがちですがそんな事はなくデメリットもあります。

 

後編に続く

 

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