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ワインの香り 樽の香り 後編

ワインの香り 樽の香り 後編

前編をまだ読まれていない方は前編からご覧ください!

 

デメリットの話から

生産コストが上がってしまうこと、フレッシュなニュアンスが消えること等が挙げられます。

最高級の樽であるフレンチオークの新樽は10万円弱と言われており容量は一般的に225リットルなので1本のワイン当たり300円程コストがかかってしまいます。

樽を使用するとバニラやナッツの様な香りが感じられるのですが、これはフレッシュなニュアンスとは対極のものですので、キリッと軽快な白ワインを作ろうと思ったらやはり樽は使うべきではないですよね。

このように樽というのはあくまで生産者の作りたいワインに近づけるために取る選択肢の一つに過ぎません。

 樽の香りは心地よくワインをより深いものにしてくれますがやはり適材適所、樽が合うワイン、料理もあれば合わないものもあるので樽香という言葉に固執せず自分の好きなワインを探したいですね!

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